厚生労働省のDPCデータでは、各病院の「症例数(退院患者数)」が公表されており、急性期病院の実力を比較する重要指標として注目されています。
症例数が多い病院は、
- 高度急性期医療の実績
- 救急受け入れ能力
- 手術件数
- 専門診療科の充実
- 地域からの紹介患者数
などが非常に高い傾向があります。
DPC症例数ランキングとは?
DPC制度では、各病院の年間退院患者数や診療実績が公開されています。
特に注目されるのが、
- DPC対象患者数
- 症例件数
- 手術実績
- 救急搬送数
です。
一般的に、症例数が多い病院ほど、
「多くの重症患者を受け入れている」
「高度急性期医療を担っている」
と評価されます。
DPC病院・症例数ランキング TOP10【全国版】
| 順位 | 病院名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | 虎の門病院 | 全国トップ級の高度急性期病院 |
| 2位 | 倉敷中央病院 | 手術・救急・症例数が全国屈指 |
| 3位 | 聖路加国際病院 | 高難度医療とブランド力 |
| 4位 | 飯塚病院 | 救急搬送数が非常に多い |
| 5位 | 手稲渓仁会病院 | 北海道最大級の急性期医療 |
| 6位 | 亀田総合病院 | 全国から患者が集まる総合病院 |
| 7位 | 湘南鎌倉総合病院 | 救急受け入れ数が全国有数 |
| 8位 | 大阪急性期・総合医療センター | 高度急性期の中核病院 |
| 9位 | 天理よろづ相談所病院 | 高難度手術が強い |
| 10位 | 名古屋第二赤十字病院 | 東海エリア屈指の急性期病院 |
厚生労働省DPC公開データや各病院統計資料をもとに構成。
症例数が多い病院の特徴
① 救急受け入れが強い
DPC症例数上位病院は、ほぼ例外なく救急搬送件数が非常に多いです。
特に、
- 三次救急
- ドクターカー
- ドクターヘリ
- 24時間救急
に強い病院が上位に入りやすくなっています。
② 高難度手術が多い
心臓外科、脳神経外科、がん手術など、高度手術の件数が多い病院ほど症例数も増加します。
特に、
- がん拠点病院
- 大学病院本院
- 地域医療支援病院
はDPC症例数が多い傾向があります。
③ 紹介患者が多い
地域のクリニックからの紹介患者数が多い病院ほど、急性期病院としての信頼度が高い傾向があります。
看護師・医師から人気の高い病院は?
DPC症例数が多い病院は、医療従事者からも人気があります。
理由として、
- 症例経験を積める
- 教育体制が充実
- 専門性が高い
- キャリア形成に強い
などがあります。
特に若手医師や看護師では、
「まずは症例数の多い急性期病院で経験を積みたい」
というニーズが非常に強くなっています。
DPC症例数ランキングを見る時の注意点
症例数が多い病院=必ずしも“働きやすい病院”ではありません。
実際には、
- 業務負荷が高い
- 夜勤が多い
- 救急対応が忙しい
- 在院日数短縮プレッシャー
などもあります。
そのため、
- キャリア重視
- ワークライフバランス重視
- 専門性重視
など、自分の目的に合った病院選びが重要です。
2026年のDPC病院トレンド
2026年は、
- 高度急性期集約化
- 救急医療強化
- 地域医療再編
- 医師偏在対策
などの影響で、症例数がさらに大病院へ集中する傾向が強まっています。
特に、
- 救急を断らない病院
- 高難度手術に強い病院
- 広域紹介を受ける病院
の評価が上昇しています。
まとめ
DPC症例数ランキングは、日本の急性期病院の“実力”を把握する重要な指標です。
特に上位病院は、
- 救急
- 高度手術
- 専門医療
- 地域医療
すべてにおいて高水準の医療を提供しています。
病院選びや転職、医療業界研究を行う際には、DPC症例数ランキングを参考にすることで、“本当に強い病院”が見えてきます。

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